相続問題を考えるセカンド
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相続問題ケース4

相続して数年経ってからのトラブル

家族構成は、父・母・姉・妹で、相談者は、次女のHさんで被相続人は父親です。

姉のSさんはお婿さんを貰いお婿さんは父と養子縁組をしています。被相続人は、1年前に他界し遺産は、預貯金・株券・山林や畑、自宅を含む不動産を全て 姉夫婦が相続することになりました。

私も母も遺産分割協議書に異存なく署名して無事に相続も終わったのです。生前父は、遺産の全てを母に残したかったようですが、姉夫婦が相続に 関して後継ぎと言うことで強く希望したこともあって偏った相続になったのです。

入退院を繰り返していた父が亡くなる1ヶ月前に私を呼び銀行に行きたいということで車で連れて行きました。銀行の帰り道、父から現金で300万円を渡されま した。理由は、遺産を姉夫婦全て相続させるから口を出さないようにということでした。

数日経ってから父から1,000万円を受取ったと母から聞かされました。理由は私と同じでした。後に、姉が父の預貯金の履歴を確認したらしく不明の出金が 亡くなる前にあると分かって母を問い詰めました。その時母は、本当の事を言わずに何も知らないと答えてしまいました。それから母と姉との間に溝ができて しまいました。そのことを母から聞かされ、私は、姉に真相を話しました。

姉は私のことは「もういい分かった」と言って終わったのですが、母のことは納得がいかない様子でした。しばらくして、姉から母に「生前受取った お金を返せ」と自分が相続するはずのものだからと。弁護士の名前で通知が届いたのです。

母かその話を聞いて驚きました。私は姉に母を交えて直接会い話をしたいと申し入れました。姉は母とは会いたくないらしく、私1人ならいいと言ってきました。

仕方なく、私1人で母と会うことになりました。姉曰く、生前に父がした事を蒸し返すつもりはない。不明な出金があったので知りたかっただけ。嘘をつかずに 本当の事を話してくれれば、何も言うつもりはなかったと。